閲覧ありがとうございます。「とも」です。なんと、東京都が高齢者の踏み間違いの対策費用の9割を補助すると発表しました。高齢者の事故が増えてきていたので、良い対策だと思います。実際どんなものに対して補助が出るのか調べてみました。
どんなものが補助の対象になるのか?
補助となるものは、アクセルとブレーキを踏み間違えたときに、急発進を防ぐ安全運転支援装置となります。補助の限度額は10万円までです。
受付の開始は2019年7月31日からで、2020年8月31日までの受付となります。
対象となる条件
・2019年中に70歳以上になる方 ・運転免許証を所有している方 ・安全運転支援装置を設置しようとする自家用車を所有している方
取扱可能な業者
・イエローハット ・オートバックス ・ダイハツ、トヨタのディーラー
受付から支払いまでの方法
1.取扱可能な業者に行き、お店の人に相談する。 2.お店で、車の状態や装置の要件について確認してもらい、設置する日を予約する。 3.予約した日に、高齢者本人がお店に申込書を提出する。 4.お店で本人確認を行い、設置作業を行い、使用方法の説明を受ける。 5.本人負担分(1割)のみお店に支払う。 その後、お店側が東京都へ申請し、東京都から直接お店に支払する。(残りの9割)
高齢者ドライバーの事故とは?
高齢者ドライバーによる事故が全国で相次いでいます。主な原因としては、アクセルとブレーキの踏み間違いによる事故です。東京では、過去5年間にアクセルとブレーキの踏み間違いによる事故で、死亡や重症を負った事故が35件も起きていて、そのうち60%が70歳以上の高齢者でした。
アクセルとブレーキの踏み間違いの話はよくニュースになっていると思います。ブレーキを踏むべきところでアクセルを踏んでしまうと、止まるどころか加速して、壁やガードレール、最悪の場合、人に突っ込んでいってしまいます。
最近で注目を集めた事故と言えば、池袋の暴走事故でしょうか。
この事故では、87歳の高齢者が歩行者や自転車に乗っていた人たち10人をはねて死傷させるという事故でした。事故を起こした運転手は「アクセルが戻らなくなった」と話しているのですが、事故直前のドライブレコーダーには助手席の妻が「危ないよ?どうしたの?」と呼び掛けていて、それに対して運転手は「あーどうしたんだろう。」と返事をしているところが記録されていました。焦った感じはなかったので、本当にアクセルが戻らなかったら、もっと焦っていると思うので、アクセルを踏んでいる認識がなかったのだと思います。
このように、高齢者はだんだん周りの認知力が衰え、運転が困難になっていくのだと思います。そして、それは自分自身では気が付かないため、厄介なことなんだろうと思います。
最後に
今回の東京都の補助金は管理人は大賛成です。やはり高齢者の交通事故が増えてきている事実がありますし、これからも高齢者に人口が増えるのもわかっている状況なので、なんとか事故を減らして安全な暮らしができるようにしてもらいたいです。
管理人は香川県なので、親にもこの補助金制度を使って、安全運転支援装置を買ってと言えないのがつらいです。他県も東京都と同様に補助金制度を作れば、もっと装置導入が進み、事故が減ってくるのではないかなと思います。財源の問題はあるかもしれませんが、ぜひこのような補助金制度を導入してほしいですね。
もう少し欲を言えば、スバルのアイサイトやトヨタのセーフティセンスやホンダのセンシングなどのような、運転補助装置も対象にしてもらえると、新しく車を買う人も安全装置付きの車を購入しやすくなるのではないかなと思います。その場合は、上限が10万円では足りないですが(汗)
これからに期待ですね!
それでは、最後まで閲覧していただき、ありがとうございました。「とも」でした。
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