閲覧ありがとうございます。「とも」です。今、インターネット上でアンパンチを見た子供が暴力的になるのではないかと心配している親の声が話題になっています。子供のころに誰もが見て育つアンパンマン。そのアンパンマンが繰り出すアンパンチは子供に影響があるのでしょうか?
管理人の個人的意見も踏まえながら、書いてみます。
アンパンマンのアンパンチは子供に影響を与える!
アンパンマンに限らず、子供のころに見たものは少なからず子供の思考に影響を与えています。
特に乳幼児は見たものを真似しながら育っていきますので、そのころに見たものがその子の考え方に影響するのは当然と言えると思います。
アンパンマンといえば、いたずらをするバイキンマンをアンパンチでやっつけるので、そのシーンだけを見せ続けると、確かに暴力的な子になってしまう可能性があります。
しかし、アンパンマンはいたずらするバイキンマンに「やめるんだ!バイキンマン!」とまず注意をしています。それでも攻撃をしてくるバイキンマンをアンパンチでやっつけるという形になります。
また、アンパンマンはみんなが仲良く暮らすためにパトロールをしています。困ったことがあったら、手助けをしてあげるシーンもあります。
そういったシーンを含めて見せると、アンパンマンはただ暴力をふるうキャラクターという認識にはならないと思います。
アンパンマンは優しいキャラクターという認識になり、そういった優しい人になりたいと思ってくれれば良いですね。
親もただ見せるだけではなく、「アンパンマンがなぜバイキンマンをやっつけるのか、アンパンマンはどうやってみんなを仲良く笑顔にしているのか」など、子供と会話しながら見ると、子供とのコミュニケーションも取れて良いのかなと思います。
それより、子供がバイキンマンを気に入った場合が厄介かなと思います。
バイキンマンは自分の欲望のまま行動していますし、思い通りにならない場合は力づくで自分の思い通りになるように行動します。
それを子供が真似するようになると、わがままで暴力を振るうようになってしまう可能性があります。
そうならないように、バイキンマンがどうしてアンパンマンにやっつけられているのか、みんなが仲良く暮らすためにはどうすればよいのか子供と話す必要があります。
子供に影響を与えるのはアンパンマンのアンパンチだけではない!
上でも触れましたが、子供は見たものを真似して学習していきます。3歳くらいを過ぎると、アンパンマンを卒業して、男の子なら仮面ライダーや戦隊シリーズ、女の子ならプリキュアなどに興味が移っていきます。
仮面ライダーや戦隊シリーズ、プリキュアも敵と戦って倒すシーンが出てきます。それも毎回。
子供はこぞって、真似をして、親や友達同士で戦いごっこをして遊びます。子供なので、結構本気になって殴りかかったりします。
そういった時に、殴ったり、殴られたりしたときの痛みを学習できれば良いのですが、殴る側ばかりしている子供は、殴られたら痛いということを知らずに大きくなっていってしまうため、殴っても良いという認識が残ってしまうのかもしれません。
これは、親が監視しておいて、度が過ぎると注意をしていく必要があります。
どちらも笑って遊んでいるうちは良いですが、片方がしかめっ面になったり、本気になってきたらすぐにストップさせ、なぜ止めたのか言い聞かせた方が良いかなと思います。
こういった戦いのシーンは漫画やアニメに多く描かれます。
子供にとっては分かりやすく、ヒーローはカッコいいですからね。
週刊少年ジャンプなどの王道は戦闘ヒーローものというくらい、バトルシーンは多いですね。
かといって、それを見た子供が暴力的になるかというとそうではありません。
みんな、小さいころにそんな漫画やアニメを見て育ってきていますので、問題はそこではないということです。
何を学習するかだと思います。
アンパンマンのアンパンチを無理やり見せないようにする必要はない
アンパンマンやその他のアニメ等でのバトルシーンを見せないようにする必要はないのかなと思います。
無理やり見せないようにすると、逆に子供は見たくなってしまいます。
そして、親がいない隙をみて、見てしまうことがあります。
他の親が見せてしまう可能性もあります。
そうすると、「やっと見れた!」という気持ちも混じって、余計に興味が沸き、のめり込んでいく可能性が高まります。
そうなれば、バトルシーンを見て、暴力的な解決方法へのあこがれとなってしまうこともあるかもしれません。
そして、なぜ見せなかったのかを後で説明しても、見せてくれなかったことへの反発心か、言うことを聞かないという可能性もあります。
見せないようにするなら、興味を持った時点で、最初からなぜ見せたくないのか説明しておくと良いと思います。
とはいえ、説明しても理解はできないですが、何度も言っていたことを、見た後でも言われると、ずっと教えてくれていると少しは心に響くのではないかと思います。
殴る行為がいけないことはきちんと教える
アンパンマンをはじめ、バトルシーンがあるアニメを見せる、見せないに限らず、殴ったり、たたいたりすることはいけないことだということは、きちんと教えていく必要があります。
「たたかれたら痛い」、「殴られたら痛い」ということをきちんと伝え、時にはしつけとして、手をたたいて、「ね?たたかれたら痛いでしょ?、だから〇〇ちゃんもお友達をたたかないようにしようね。」と実演して教えるということも必要かなと思います。
もちろん、度の過ぎたしつけは子供に悪影響をあたえるので、辞めた方が良いですが。
最後に
今回はアンパンマンのアンパンチが子供に悪影響を与えるかどうかという議論がインターネット上で行われていたので、管理人の意見を述べてみました。
管理人の結論は、悪影響になるかならないかは、見せ方次第かなということです。
悪いシーンのみのことを言ってもしかたなく、全体的に見て、良いところ、悪いところを子供と一緒に考えることができれば、ベストかなと思います。
お子さんを持つ親としては、心配になるでしょうが、管理人はそこまで深く考えなくても問題ないと考えています。
※それにしても、子育ては大変ですね!皆さん力を合わせて、がんばりましょう!
それでは、最後まで閲覧していただき、ありがとうございました。「とも」でした。
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