閲覧ありがとうございます。「とも」です。日本バスケットボール界のエースポイントガードである富樫勇樹選手が右手を骨折してワールドカップを欠場するという情報が出ましたので、どんな状況なのか調べてみました。
富樫勇樹選手とは?
このページを見てくださっている皆さまは、ご存じだと思いますが、一応ご紹介しておきます。
本名:富樫勇樹(とがしゆうき) 生年月日:1993年7月30日 身長:167cm 体重:65kg 出身:新潟県新発田市 出身校:モントローズ・クリスチャン高校(アメリカ) 所属チーム:千葉ジェッツ(2015年-) ポジション:ポイントガード
富樫勇樹の経歴
プロになるまで
富樫勇樹選手は、新潟県新発田市で生まれました。父は中学校でバスケットボールを教える監督です。
小学1年生の時に、ミニバスケットボールを始めます。
中学3年の時に全国制覇を経験します。また、中学2年、3年時には世代別の日本代表に選出されています。
中学卒業後、単身でアメリカ留学を行い、ケビン・デュラントやグレイビス・バスケスといったスーパースターの出身校であるモントローズ・クリスチャン高校に入学しました。
高校1年時からロスター入り(出場メンバーに選ばれる)し、主にシックスマンとして試合に出場し、全米ランキング2位に貢献しています。
2011年には、日本代表に選出され、8月のウィリアム・ジョーンズ・カップに出場しました。
2012年には、NBA主催のBasketball Without Bordersというイベントに参加し、アジアのトップ選手が集まった中で、MVPを獲得しています。
高校卒業後は、NCAA1部の大学からも勧誘があったにもかかわらず、大学進学をせず、プロとしての道を選んでいます。
こうして、あらためて富樫勇樹選手の経歴を見てみると、小さいころから実力が突出し、アジアでトップの選手という評価が素晴らしいですね。
プロとして
富樫勇樹選手はプロになる際に、アーリーエントリー制度を使って、秋田ノーザンハピネッツに入団しております。
デビュー戦でいきなり15得点、11アシストのダブルダブル(得点とアシストが2桁)を達成するなど、シーズンを通して活躍し、見事新人賞を獲得しております。
2年目のシーズン(2013-14)には年間ベスト5に選出されています。
3年目のシーズン(2014-15)はNBAへの挑戦を行い、サマーリーグ(ダラス・マーベリックスの一員として出場)やNBA下部リーグ(テキサス・レジェンズの一員として出場)へ出場しております。ただ、途中でケガをしてしまい、25試合出場して、1試合平均8分の出場時間で、平均得点は2点で終わりました。
4年目のシーズン(2015-16)はイタリアのセリエAのディナモ・バスケット・サッサリと契約を結び、プレシーズンには参加したものの、レギュラーシーズンの契約はできませんでした。その後、現在所属している日本のNBL「千葉ジェッツ」と契約しております。
5年目のシーズン(2016-17)は天皇杯で初優勝に貢献し、ベスト5にも選出されています。また、レギュラーシーズンのベスト5、オールスターゲームMVPも獲得しています。
6年目のシーズン(2018-19)はキャリアハイとなる、1試合で42得点、3P11本(Bリーグ史上最多)という記録をたたき出しています。年間MVPも獲得しています。
7年目のシーズン(2019-20)を前に、日本人初の1億円プレイヤーとなりました。
プロになってからもすごい活躍をしていますね。田臥雄太選手もすごい選手でしたが、同じポイントガードであっても、富樫選手は得点能力も高いので、相手にとってはパスやカットイン以外の警戒も必要となり、やりづらい相手ということになりますね。
富樫勇樹選手のプレイスタイル
富樫勇樹選手は背が低いため、技術とスピードで勝負をするプレイスタイルとなります。ピンポイントでパスを通すパス技術もすごいですが、素早いドライブからのスクープショット(ふわっと浮かせるようなシュート)や外からのシュートで自分でも得点が取れる選手です。
また、体を見てみると、小さいですが、かなりの筋力があり、アメリカ人選手に対抗するためにかなりの筋力トレーニングを行い、強靭な体を手に入れています。
当たり負けをせず、スピードにより相手を抜き去る力を持ち、外からも中からも点が決めれる選手です。
富樫勇樹選手のケガについて
富樫勇樹選手は、8月に開幕するバスケットボールのワールドカップに向けて代表合宿中に右手を骨折したとのことです。
ケガの箇所は「右手第4中手骨」
富樫勇樹選手が骨折をしたのは「右手第4中手骨」ということです。
このあたりです。
バスケットボールではよくある「薬指をついてしまう」ことによって、骨折したのではないでしょうか。
完治はいつ?
医者の診断によると、「全治2か月」とのことですので、9月末くらいに完治するようです。
そのため、8月開催のワールドカップには出場が出来ないこととなります。
日本代表のフリオ・ラマス監督は「替えのきかない選手なので、とても残念です。今はケガを治すことを最優先としてほしい。」と言っています。
最後に
今回は、富樫勇樹選手が右手を骨折してワールドカップを欠場するとのことで、富樫勇樹選手のケガについて調べてみました。
日本代表のエースポイントガードである富樫勇樹選手の欠場はかなり痛いですね。しかし、スポーツ選手はケガがつきものではあるので仕方はないですが、タイミングが悪かったですね。
代わりは田中大貴選手(アルバルク東京)や比江島慎選手(栃木ブレックス)で、乗り切る予定らしいです。
今回のワールドカップは残念ですが、オリンピックではぜひフルメンバーでの活躍が見たいですね。
それでは、最後まで閲覧していただき、ありがとうございました。「とも」でした。
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