閲覧ありがとうございます。「とも」です。8月9日に放送される「ニッポンのスゴ腕漁師」で紹介される森下靖さんについて、紹介したいと思います。森下靖さんは3年前に船が全焼して、3年ぶりに復活を遂げた伝説の漁師ということで、気になったので調べてみました。
森下靖さんのプロフィール
名前 | 森下靖 |
生年月日 | 不明 |
出身 | 高知県 |
兄弟 | 森下幸次 株式会社明神食品 代表取締役 |
所属 | 明神水産株式会社 |
船 | 第88佐賀明神丸 |
森下靖さんが漁師になったきっかけ
森下靖さんは3人兄弟の末っ子として生まれました。
元々は漁師でもなく、大阪の焼き肉屋でアルバイトしていました。
たまたま出席した親族の結婚式で、漁師をやっている兄に久しぶりに会い、自分も漁師になっても良いかなと軽い気持ちで話したら、兄からは「やめておけ、そんな甘いもんではない!」と言われました。
しかし、同席していたカツオ漁船の船頭さんに「数週間後に出航する船に乗れ!」と漁師に誘われます。
森下靖さんはその誘いに乗り、大阪でのアルバイトを辞め、漁師になりました。
漁師になった森下靖さんの日本一への道①
そんな軽いノリで漁師になったため、強い思い入れはなく、漁に出るとすぐに漁師の大変さが分かったそうです。
船頭さんは、陸と海上では態度が全く異なり、かなり怒られたそうです。
また、1回漁に出ると、なかなか帰ることができないため、友達や家族に会うこともできません。
さらに、3,4時間もの間ずっとカツオをつり続けることもあり、かなりの重労働でした。
漁師を始めて4年後、兄が漁師を卒業し、船を降りることを決めたそうです。
このとき、森下靖さんは一緒に漁師を辞めようと思ったそうですが、まだやれることがあると気持ちを切り替えて、漁師を続けました。
34歳の時に、船頭になりました。
船頭になった後は、「全国近海カツオ一本釣り漁船漁獲高でトップ」を目標に掲げ、漁に精を出しました。
37歳の時には、年間約4億円をかせぎ、全国5位。
2014年、2015年は全国2位。
森下靖さんの船「第183佐賀明神丸」が炎上し沈没
目標達成まであとちょっとのところまで来たところでしたが、2016年に事件が起こります。
船員の「発電機が燃えています!」という声とともに警報サイレンが鳴り響きました。
甲板を見ると「第183佐賀明神丸」は真っ赤な炎をあげていました。
幸い、全員が無事に避難できましたが、「第183佐賀明神丸」は海の底に沈んでいきました。
漁師になった森下靖さんの日本一への道②
事故の経験から、「仕事をがむしゃらにやっても、死ぬときは死ぬので、ある程度頑張ったら、仕事は楽しむべき。目標の日本一になるためには、敵は自分で、自分がやるだけ」と気持ちを切り替え、平常心を取り戻していきました。
沈没事故から2年後の2018年9月頃に一本釣り漁船漁獲高で日本一が確定しました。
2018年はいつもより多めの休みを取り、フル稼働はしていませんでしたが、自分がやるだけと他の船の成績を気にせず、淡々と漁をしていました。
平常心で臨んだことが日本一という結果に表れたようです。
森下靖さんを支えた美人妻の言葉、画像も
「他はどうとか関係なく、あんなの船がやるだけ」
この言葉を心に刻んで、自分を見失わないように平常心で淡々と漁ができたそうです。
妻の言葉は偉大ですね!
ちなみに、森下靖さんの妻は美人さんです。
見つけた画像はこちら。
きれいな方ですよね。
2019年に新しい船「第88佐賀明神丸」が完成
沈没事故から3年後の2019年3月に新しく「第88佐賀明神丸」という船が完成しました。
建造費はなんと8億円!
ビックリするぐらいの値段ですよね。
「第88佐賀明神丸」は株式会社ニシエフというFRP造船所で作られています。
147トンの1級船となります。
2019年3月12日に初出漁をしています。
船頭はもちろん、森下靖さんです。
最後に
今回は、「ニッポンのスゴ腕漁師」で紹介される森下靖さんについて紹介しました。
3年前に自身が船頭を務めていた「第183佐賀明神丸」が沈没し、落ち込んでいたところ、妻の励ましもあり、気を取り直し、昨年、一本釣り漁船漁獲高で日本一を獲得するサクセスストーリーはすごいものがあります。
自分自身がしっかりとしていないと、持ち直せないし、目標に対して努力をし、しっかりと結果を出しているところが素晴らしいです。
見習わないとと思う限りです。
今年は新しい船「第88佐賀明神丸」が完成し、少し漁に出るのが遅くなりましたが、そのくらいのハンデをはねのけ、今年も日本一を目指すそうなので、ぜひ頑張ってほしいと思います。
余談ですが、明神水産のカツオは本当においしいので、ぜひ食べてみてください。
管理人は道の駅で買いましたが、ネット通販もありますので、良ければ買ってください。
(明神水産の回し者ではないですよ?(笑))
それでは、最後まで閲覧していただき、ありがとうございました。「とも」でした。
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