閲覧ありがとうございます。「とも」です。
ChatGPTでブログの文章を作るとき、記事ごとに同じ説明をしていませんか。「最初に挨拶を入れて」「大げさな言葉は使わないで」「体験していないことを体験談にしないで」。文章を頼む前に、注意書きだけで長くなってしまうんですよね。
こういう使い方なら、記事を書く場所をプロジェクトにまとめると扱いやすくなります。ただし、何でも覚えてくれる箱として使うと、古い情報まで混ざります。残しておくのは書き方のルール。日付や商品情報など、変わるものは記事ごとに渡す。この分け方がおすすめです。
今回はブログを例に、何をプロジェクトに入れるか、どこまでを毎回の依頼に書くかを整理します。以下の指示文は、そのまま試せるように具体的にしています。

プロジェクトに入れるのは「毎回使うもの」
ChatGPTのプロジェクトでは、関連するチャット、資料、指示をまとめて扱えます。同じプロジェクト内のチャットが共通のファイルや指示を使えるので、継続して書く記事に向いています。機能の基本はOpenAI公式のプロジェクト案内に載っています。
ブログなら、「誰に向けて書くか」「普段どんな文体か」「載せてはいけない内容」が共通の材料です。一方、今日取り上げるイベントの終了日まで共通ルールに入れる必要はありません。終了したあとも、その日付が文章に出てきたら困ります。
たとえば初心者向けのゲームブログなら、読者像は「久しぶりに復帰して、装備名や機能名についていけない人」。この前提は何本かの記事で使えます。でも「今回の手持ちは祖竜の銃剣としんぴの水晶」は、その攻略記事の条件です。別の記事まで同じ手持ちにする必要はありません。
最初から大量の過去記事を入れるより、文章の見本を少数と、短いルールを用意した方が管理しやすいと思います。資料が増えたら、新しい版と古い版の区別も必要になります。
ブログ用の指示は、このくらい具体的にする
「人間らしい文章で」とだけ頼むと、どこを直してほしいのか伝わりません。くだけた口調になっただけで、内容は相変わらず抽象的、ということもあります。避けたい表現と、代わりに何を書くかをセットにします。
このプロジェクトでは初心者向けのブログ記事を作ります。本文の冒頭は「閲覧ありがとうございます。「とも」です。」にしてください。説明はです・ます調で、短い段落に分けます。「徹底解説」「必見」「革新的」などの大げさな言葉は使いません。実際にしていない体験、購入、検証、感想を作らないでください。機能や数値は資料にある内容に沿って書きます。読者が困っている場面と、その場でできる操作を具体的に書いてください。公開する本文には、下書きへのコメントや編集者向けの注釈を残しません。
この指示なら、「自然にして」という一言より直す場所がはっきりします。挨拶、文体、禁止する表現、事実と体験の扱いが決まっているからです。
ただ、指示を入れたからといって、文章が自動で全部正しくなるわけではありません。特に商品名や日付は、完成した本文でもう一度見ます。文体のルールと事実の正しさは、別の確認です。
ブログの言い回しを整える例は、ChatGPTの文章を自然に直す具体例にも載せています。プロジェクトには、気に入った直し方を短く追記すると使い回せます。
参考記事は「真似してほしい部分」も添える
過去の記事を渡して「この感じで」と頼むだけでは、どの部分を手本にするのか曖昧です。導入の長さなのか、見出しなのか、語尾なのか。そこまで書くと、参考記事を使う目的がはっきりします。
この参考記事から使ってほしいのは、冒頭の短さと、操作の前に困っている状況を書く順番です。商品名、日付、体験談は今回の記事に流用しないでください。
ゲーム記事をAI記事の見本にする場合も、移すのは文章の運び方だけです。ゲームで使った「復帰勢」「火力」といった言葉まで、AIの説明に持ち込む必要はありません。
自分の文章が少ないうちは、立派な記事を探すより、自分が読んで違和感のない段落を見本にすると始めやすいです。「この段落くらいの長さで」「このくらいの距離感で」と伝えられれば十分です。
1記事につき1チャットに分ける
同じプロジェクトを使っても、全部の記事を一つの長いチャットに押し込む必要はありません。記事ごとにチャットを分け、タイトルも内容が分かる名前にしておきます。
たとえば「AI記事」と「ゲーム記事」だけでは、あとから探すときに迷います。「プロジェクトの使い方」「釣りの水辺判定」「ハーゴン・回復1人」のように、記事の中身が分かる名前にします。これは整理のための工夫で、チャット名を付けるだけで情報の正しさが変わるわけではありません。
一つの記事の修正は、同じチャットで続けます。冒頭を短くしたあとに、別のチャットで全文を作り直すと、その修正を説明し直す手間が増えるからです。新しい記事は新しいチャット。今の記事の直しは今のチャット。この区切りだけでも作業が追いやすくなります。
プロジェクトは共通資料をまとめる場所で、チャットは個々の記事を作る場所、と考えると使いやすいです。すべての会話が必ず漏れなく使われることを前提にせず、その記事に必要な条件は依頼文にも書きます。
毎回の依頼には、今日の条件を書く
共通の指示を入れたあとも、「今日の記事を作って」だけで済ませるより、読者の困りごとを一つ決めて渡します。テーマが広いほど、文章も一般論に寄りやすくなります。
今回のテーマは「ChatGPTでブログを書くとき、毎回同じ注意を説明するのが面倒」です。初めてプロジェクトを使う人向けに、共通ルールと記事ごとの条件の分け方を書いてください。ブログ用の指示文を一つ、記事を依頼する文を一つ入れます。画面に存在するか確かめていないボタン名は作らないでください。資料にない料金や上限は書かず、架空の使用体験も入れません。
ここまで具体的なら、記事の着地点が決まります。「便利な機能です」で終わらず、読者が実際に入れる指示まで書けるからです。
記事の長さも、この依頼で指定します。ただし5,000字という数字だけを渡すと、同じ説明が増えることがあります。操作例、つまずきやすい場面、直す前と直した後の例を入れて、必要な内容で長さを作る方が読みやすいです。
日付が変わる資料は、古いものと混ぜない
継続して使うと、過去の資料がたまります。イベントの案内、以前の料金表、リライト前の本文。このあたりは新旧が混ざりやすいところです。
資料名には日付と用途を付けます。「イベント資料」より「2026年10月5日・開催期間」の方が区別しやすくなります。本文を依頼するときも、「今回の日付と開催期間は、この資料を使う」と指定します。
前の資料にしかない情報を、今日も有効な情報として足させないことが大事です。過去記事の文章は文体の見本、今日の公式告知は事実の材料。この二つを同じ扱いにしないようにします。
たとえば終了したゲームイベントの記事を見本にするときは、「構成だけ参考にする。イベント名、報酬、開催期間は引き継がない」と書き添えます。リライトでも、古い本文を残すことと古い事実を残すことは別です。
「覚えておいて」の代わりに、決まったことを残す
何度か修正して文章が良くなったら、毎回同じやり取りをするのはもったいないです。直した理由を短く残し、次の記事の共通ルールにします。
たとえば「初心者でも簡単です」を削ったなら、「簡単と断定せず、必要な操作や条件を書く」と残します。「調べた結果」を削ったなら、「調査の報告ではなく、読者が使う情報を本文に書く」と残します。
会話の記憶だけに任せるより、残すルールを自分で読める形にした方が管理しやすいです。記事を書くたびに増やす必要はありません。同じ直しを繰り返したときに、共通ルールにするか考えれば十分です。
反対に、その記事だけの事情は残しません。「今回は回復役を1人にする」は攻略記事の条件で、ブログ全体の書き方ではないからです。
指示を直すときは、困った一文を渡す
文章が気に入らなかったとき、全文を「もっと自然に」と作り直させると、良かった段落まで変わってしまいます。先に違和感のある一文を取り出して、直したい理由を添えると手直ししやすいです。
たとえば「この機能を活用することで、効率的なブログ運営が実現できます」。意味は通りますが、何が楽になるのか見えません。ここでは「挨拶や文体の説明を、記事ごとに書き直さずに済みます」と直せます。便利という感想を増やすのではなく、減る作業を具体的にするわけです。
「効率的なブログ運営が実現できます」の一文を直してください。減る作業は、挨拶と文体の説明を毎回入力することです。成果やアクセス数が増えるとは書かず、この操作上の違いだけを短く説明してください。ほかの段落は変更しません。
また、「実際に使ってみたら驚くほど便利でした」という一文が出たら、感想を控えめにするだけでは足りません。実際に使った記録がないなら、体験の形をやめます。「毎回入れていた指示を共通にできます」と、機能の説明に戻します。自然な口調と、事実に沿う文章は両方必要です。
直しが決まったら、今回だけの修正か、これからも使うルールかを分けます。「この商品名を修正」は今回だけ。「便利という言葉の前に、具体的な操作を書く」は共通ルールにできます。
途中で止める日は、次にすることを一行残す
記事を一度で書き終えられない日は、最後に作業の状態を残しておくと翌日再開しやすいです。長い会話を読み返すより、「導入は決定。次は設定例を追加。公開はまだ」のような短いメモが役に立ちます。
メモは公開する本文とは分けます。本文の末尾に「明日ここを直す」と入れると、そのまま投稿してしまう原因になります。作業の依頼文に残すか、本文とは別の管理メモに置きます。
今日はここまでにします。導入と見出しは決定です。次回は、参考記事を渡す指示例を追加してから、商品名とリンクを確認します。本文への編集メモの追記と公開はしないでください。
翌日は「続き」とだけ頼むより、このメモをもとに次の作業を指定します。昨日の最後の案が完成稿だったのか、まだ検討中だったのかも伝わります。複数の記事を並行して書くなら、記事名と状態を一緒に残しておくと取り違えを防げます。
公開前は、文章と事実を分けて読む
完成したら、最初は読者として読みます。最初の数段落で何の悩みを解決する記事か分かるか。同じ話を言い換えて繰り返していないか。操作例を読んで、何を入力するか分かるか。この段階では文章の流れを見ます。
次に、名前、日付、数値、機能の条件だけを拾って確認します。読みやすい文章でも、終了日が違えば使えません。「ずっと保存される」「必ず参照される」といった強い言い切りも、根拠がなければ削ります。
最後に、編集途中の言葉が残っていないかを見ます。「ここに画像を入れる」「リライト案」「この段落を修正」などは、読者に見せる本文ではありません。引用した指示文と、編集者向けのメモも区別します。
プロジェクトを使う目的は、確認をやめることではなく、毎回の説明を減らすことです。書き方のルールを共通にして、その記事の事実と条件は毎回渡す。ブログなら、まずはこの使い方から始めるのがよいと思います。
次の記事では、プロジェクトを一つ作り、挨拶と文体のルールを入れてから、テーマを一つだけ依頼してみてください。最初から過去記事を全部入れなくても、どの説明を省けるかが見えてきます。

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