閲覧ありがとうございます。「とも」です。
ChatGPTで文章を作ると、内容は間違っていないのに、どこかAIっぽく見えることがあります。私もブログの下書きを読み返したとき、「確認できませんでした」「重要です」「〜と言えるでしょう」が続き、説明書のように感じました。
「人間らしく書いて」と頼むだけでは、言葉づかいが少し柔らかくなるだけで、文章の組み立てはあまり変わりません。何を残し、何を削り、どんな順番で書くかまで伝えた方が直しやすくなります。
この記事では、AIっぽく見えやすい文章を7種類に分け、修正前と修正後を並べます。ブログ、メール、商品紹介などにも使える直し方です。
1.最初の説明が長い
AIは、前提を丁寧に説明してから本題へ入ることがあります。検索から来た読者は答えを知りたいので、最初の数行で結論が見えないと離れやすくなります。
修正前:近年、生成AIの利用が広がっており、さまざまな場面で文章作成に活用されています。その一方で、AIが作った文章には独特の特徴が見られる場合があります。
修正後:ChatGPTで書いた文章が、なぜかAIっぽく見える。原因は、説明の長さや言い回しが似ていることにあります。
背景説明が必要でも、答えのあとへ移せます。「この記事では〜を解説します」も毎回は要りません。タイトルで内容が分かるなら、そのまま読者の悩みから始めます。
2.「重要です」を事実に置き換える
「〜することが重要です」「〜が大切です」だけでは、なぜ必要なのかが伝わりません。重要だと評価する代わりに、やらなかった場合に何が起きるかを書きます。
修正前:アプリケーションパスワードは安全に管理することが重要です。
修正後:アプリケーションパスワードを記事やチャットへ貼ると、第三者にWordPressを操作されるおそれがあります。環境設定ファイルへ保存し、公開しない場所で管理します。
この直し方なら、読者は理由と行動を一度に理解できます。「適切に」「効果的に」「十分に」といった言葉も、数字や操作へ置き換えられないか見直します。
3.調査した過程を本文へ出しすぎない
事実関係を調べることは必要です。ただし、読者が知りたいのは調べた手順ではなく、現在どうなっているかです。「公式サイトを見ました」「複数のページを比べました」が続くと、報告書のようになります。
修正前:公式サイトを確認しましたが、キングレオの名前は見当たりませんでした。そのため、現在は出現していないと判断できます。
修正後:キングレオは現在出現していません。
出典は文末や関連ページに残し、本文では事実を普通に書きます。分からないことは「非公表です」「詳細は未発表です」と短く書けば足ります。
4.箇条書きを増やしすぎない
AIは情報を整理するとき、何でも箇条書きにしがちです。手順や比較には便利ですが、感想や体験まで箇条書きにすると、文章の流れが途切れます。
修正前:
- ログインする
- イベントを開く
- 報酬を受け取る
- パーティーを作る
修正後:久しぶりにログインしたら、まずイベント画面を開いて期限の近い報酬を受け取ります。そのあと、昔のパーティーを現在の装備に合わせて組み直します。
操作の順番をあとから見返す部分だけ箇条書きにし、それ以外は文章でつなぐと読みやすくなります。
5.体験していないことを体験談にしない
「実際に使ってみました」と書けば人間らしく見えそうですが、試していないことまで体験談にすると不自然です。操作した日時、困った場面、試した回数などがない体験談は、かえって薄く見えます。
修正前:私もこの方法を試しましたが、とても便利だと感じました。
修正後:下書きの冒頭から「この記事では」を削り、検索した理由から書き始めました。文章の内容は変えていませんが、本題までの距離が短くなりました。
本当に試した部分だけ、一人称で書きます。体験していない部分は、手順や注意点として普通に説明すれば問題ありません。
6.同じ文末を3回続けない
「〜です」「〜ます」が続くこと自体は間違いではありません。ただ、すべて同じ長さ、同じ形になると機械的に見えます。短い文を混ぜたり、理由と結果を一文につないだりします。
修正前:設定画面を開くことが重要です。通知を確認することが大切です。保存ボタンを押すことが必要です。
修正後:設定画面を開き、通知をオンにします。最後に保存を押せば完了です。
一文を無理に長くする必要はありません。声に出して読んだとき、同じ調子が続くところだけ直します。
7.修正後の見本を一つ渡す
「自然に」「人間らしく」という指示は、人によって意味が違います。自分が書いた過去記事や、気に入っている一段落を見本として渡すと、文章の長さや温度が伝わりやすくなります。
OpenAIの公式ガイドでも、望む入力と出力の例を与える方法が紹介されています。最初の指示で完成させようとせず、出てきた文章へ「冒頭を短く」「事実は残す」「作業の説明を削る」と追加で頼む方法も使えます。
そのまま使える修正用プロンプト
次の文章を、個人ブログとして自然に読みやすく直してください。
残すもの:
・日付、数値、固有名詞、出典のある事実
・実際に体験した内容
直すもの:
・長い前置き
・「重要です」「確認しました」などの説明口調
・同じ意味の繰り返し
・同じ文末が3回以上続く部分
・不要な箇条書き
禁止:
・体験していない出来事を追加しない
・事実を推測で補わない
・大げさな感想を加えない
読者:[初心者、復帰勢など]
文体:[自分の過去記事から200〜300字を貼る]
修正後の本文だけを出してください。
過去記事を見本に使うときは、事実が古くなっていないかだけ先に見ます。文体はまねても、古い数字や開催情報までは引き継がないようにします。
一度に直さず、2回に分ける
長い記事なら、最初に事実関係と構成を整え、そのあとで言い回しを直します。一度に「SEOも、文体も、見出しも、文字数も」と頼むと、どこかが薄くなりがちです。
- 事実、日付、数値、リンクを整える
- 読者が知りたい順番へ見出しを並べる
- AIっぽい前置きや重複を削る
- 自分の体験を、実際にあった範囲で加える
- 最後に声に出して読む
ChatGPTの最初の回答を完成品にする必要はありません。違和感のある一文を指定し、短い追加指示で直す方が、自分の文章へ近づきます。
まとめ
AIっぽさは、難しい言葉よりも、長い前置き、同じ評価語、調査過程の説明、根拠のない体験談から出やすくなります。「人間らしく」と頼むだけでなく、削る言葉と残す事実を具体的に伝えると直しやすくなります。
まず一段落だけ修正し、その文章を見本に残りを直す。これが一番手戻りの少ない方法でした。


コメント