仲邑菫(なかむらすみれ)初段が囲碁史上最年少勝利!10歳4か月で公式戦初勝利!

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 閲覧ありがとうございます。「とも」です。10歳4か月という若さで囲碁史上で最年少勝利をあげた仲邑菫(なかむらすみれ)初段を紹介したいと思います。

 囲碁の世界は、早くからプロになる人が多く、小学生からプロ棋士になっている人もいます。管理人が囲碁を知ったのは、ヒカルの碁という漫画ですが、主人公は中学生でプロになります。

 小学生プロ棋士である仲邑菫は、いったいどんな女の子なのか気になったので、調べてみました。

仲邑菫初段のプロフィール

生年月日    :2009年3月2日
出身      :東京都
入段(プロ入り):2019年
段位      :初段
所属      :日本棋院関西総本部

 仲邑菫初段は、父である仲邑信也九段の門下生です。小さいころから父に囲碁を教わり、3歳でアマ囲碁大会に出場しております。5歳で関西アマ女流囲碁名人戦のBクラスで優勝し、6歳で第4回渡辺和代キッズカップで優勝しております。その後も全国大会に出場したりして力をつけていきました。

 2017年には、関西棋院の院生になり、さらに力をつけるために、韓国に囲碁修行に行っていました。翌年の2018年には囲碁短期留学として、韓国に住み、韓国棋院の研究生となりました。

 そして、2018年12月に日本棋院のプロ棋士新採用制度の導入によって、石井邦生九段や三村智保九段(プロ棋士採用者)の推薦を受けて、張栩九段との試験対局をし、多くのトップ棋士の審査を経て、2019年1月5日(囲碁の日)にプロ入りが決まりました。

父は仲邑信也九段(元囲碁日本代表)

 小さいころから、仲邑菫初段を指導している父「仲邑信也九段」は、囲碁九段の実力者で、1996年に新人王戦で準優勝、NEC俊英囲碁トーナメント戦で優勝、2006年には日本代表として、南米代表や中国代表の棋士と対局しております。王座戦の本戦入り(王座のタイトルホルダーと対局する人を決めるリーグ)をすることもありました。

 2007年に、囲碁インストラクター「辰己茜」(旧姓 石井)の姉と結婚し、2009年に仲邑菫初段が生まれます。

母は仲邑幸(旧姓 石井みゆき)アマチュア五段

 プロ棋士の妻となった仲邑幸さんは、元囲碁のインストラクターです。姉・茜さんは関西棋院のプロの囲碁女流棋士です。囲碁教室で他の生徒と一緒に娘である仲邑菫初段に囲碁を教えていたそうです。

 両親ともに囲碁関係者ということで、かなりの英才教育を受けてきたことが分かるかと思います。仲邑菫初段の囲碁のセンスもすごいと思いますが、仲邑菫初段本人もかなりの努力をしてきたことでしょう。小学生でありながら、囲碁のプロ棋士となった仲邑菫初段のこれからがとても楽しみです。

10歳4か月で最年少公式戦初勝利!

 仲邑菫初段は10歳4か月という誰もが疑いそうな年齢で囲碁のプロ公式戦で初勝利をあげました。今までの最年少記録は、藤沢里菜女流本因坊(20)が持っていた11歳8か月なので、一気に1歳以上更新したことになります。

11歳8か月でも、十分凄いですよね。

 公式戦の1戦目は同期のプロ棋士「大森らん初段」との対戦で負けてしまいましたが、2戦目できっちり初勝利をあげております。

 対戦相手の田中四段も「子供らしくない冷静な碁だった。」と脱帽しており、将来を期待しているようでした。

 次回対局は、8月5日で、金賢貞(キム・ヒョンジョン)四段と対戦します。この対局に勝てば、第23期女流棋聖戦の本戦(16名)に出場できるため、ぜひ勝って、囲碁界を盛り上げていってほしいですね。

最後に

 最後まで閲覧ありがとうございます。

 今回は、囲碁史上最年少勝利をあげた仲邑菫初段について紹介しました。ヒカルの碁の漫画の世界しか知らなかった囲碁ですが、ニュースを見て、囲碁をやってみたいと思った方もいるかと思います。漫画を見て、インターネットで碁をやってみて、挫折した管理人ですが、今回調べて興味が沸いたので、ミーハーと言われようが、小学生プロ棋士、仲邑菫初段を応援していこうと思います。

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