閲覧ありがとうございます。「とも」です。
ChatGPTに「この文章を読みやすくして」と頼んだら、きれいにはなったけれど、何だか自分の文章ではなくなった。そんなときは、直してほしい場所より先に、残してほしいものを伝えてみてください。
ブログなら、少しくだけた言い方や、短い感想が書き手の雰囲気になります。そこまで全部整えると、説明は読みやすくても、誰が書いても同じような文章になってしまいます。
今回は、文章を丸ごと作り替えるのではなく、自分の言い回しを残して、読みにくい部分だけ添削してもらう頼み方を紹介します。依頼文と添削例はこの記事用に作った例です。実際のChatGPTの回答や、利用者の体験談を再現したものではありません。

「読みやすくして」だけでは、直す範囲が広い
「読みやすい」には、誤字を直す、一文を短くする、順番を変える、説明を追加するなど、いろいろな意味があります。どれを求めているかを伝えないと、自分が残したかった言い方まで変わることがあります。
例えば「今日はMPが切れて、また倒されました。回復のこころだけ替えても、なかなかうまくいかないですね」という文章。これを「MP管理に課題があり、回復手段の最適化が必要です」と直すと、内容が近くても、ブログの声はずいぶん変わります。
元の文に読みにくさがなければ、無理に直す必要はありません。「また倒されました」という短い言い方を残し、説明が必要ならその後の段落に足す。添削では、整えることより、何を伝えたいかを残す方を先に考えます。
OpenAIの公式プロンプトガイドでも、目的、読者、形式、制約を明確に伝える考え方が紹介されています。以下は、その考え方をブログの添削に使うための依頼例です。特別な機能の設定ではなく、チャットへ入力する文章として使えます。
最初に「変えないもの」を指定する
直してほしい場所を細かく並べる前に、残すものを三つほど決めます。例えば、内容、口調、段落の順番です。どこまで残したいかを先に伝えると、返ってきた文章を読むときの基準もできます。
以下のブログ本文を添削してください。 意味、事実、感想の強さ、段落の順番は変えないでください。 「私」「〜ですね」など、元の話し方を残してください。 直すのは誤字、読点の位置、意味が取りにくい文だけです。 新しい体験談や説明、見出しは追加しないでください。 直す必要のない文は、そのまま残してください。 まず修正候補を示し、全文の書き直しはまだしないでください。 【本文】 ここに自分の文章を入れます。
ここで大事なのは「全文の書き直しはまだしない」と区切ることです。先に直す場所を見れば、どの提案を採用するかを決められます。記事全体が別の文章になって返ってくるのを避けたいときに使いやすい頼み方です。
原文は別に残しておきましょう。提案を採用した後でも、元の言い方を戻せます。添削後の文章だけで読み比べると、何が変わったかを見落としやすくなります。
誤字だけ、短くするだけ。作業を分けて頼む
誤字脱字だけ直したい場合
文章の雰囲気をほとんど変えたくないなら、最初は誤字脱字だけを頼みます。「読みやすく」「自然に」といった広い依頼を同時に入れない方が、見たい提案を絞れます。
誤字脱字だけを探してください。 口調、語順、句読点、段落は変えないでください。 「元の表記→修正案」の一覧にしてください。 誤字か判断が分かれるものは、本文を直さず候補として示してください。
商品名やゲーム内の名称、あえて使ったくだけた表記は、普通の言葉と扱いが違います。固有名詞の修正案が出たら、正式表記と照らしてから採用します。誤字の提案をそのまま一括置換しないことも大切です。
長い文だけ短くしたい場合
一文が長いときは、言葉をすべて言い換えるのではなく、分ける場所だけ考えてもらいます。
長くて読みにくい文だけを選び、二文に分けてください。 元の言葉はできるだけ残してください。 主語、理由、結論の関係は変えないでください。 短い文と段落の順番はそのままにしてください。
例えば「MP回復のこころを入れたのですが、火力が落ちて敵が残り、もう一度攻撃することになったので、思ったほど長く周回できませんでした」という練習用の文なら、二文に分けるだけでも読みやすくなります。
MP回復のこころを入れたのですが、火力が落ちて敵が残りました。もう一度攻撃することになったので、思ったほど長く周回できませんでした。
ここで「周回効率を改善するには総合的な最適化が重要です」と新しいまとめまで足す必要はありません。元の文章が伝えている範囲で止めれば、自分の声を残しやすくなります。
同じ言葉が続く部分だけ直したい場合
「確認」「必要」「おすすめ」が何度も続くなど、特定の言葉が気になるなら、その言葉を名指しします。全体を自然にするより、直す場所がはっきりします。
「確認」が近い位置で重なっている部分だけ、言い換え案をください。 全部を別の言葉にする必要はありません。 意味が変わる候補は出さず、元の文と修正案を並べてください。
同じ言葉が続くこと自体が、いつも悪いわけではありません。手順で同じ操作を説明するなら、表記をそろえた方が伝わります。言い換えすぎて、同じ作業なのに違う操作のように見えるなら、元に戻します。
原文と修正案を並べてもらうと、変化に気づきやすい

全文だけ返してもらうと、きれいな文章として読んでしまい、意味が少し変わっていても気づきにくくなります。修正前後を並べてもらいましょう。
修正した文だけを、次の形式で出してください。 原文: 修正案: 変更した点: 修正していない文は省いてください。 意味や感想の強さが変わる提案は、採用せず別欄にしてください。
「少し困りました」が「大きな問題でした」になっていないか。「私の手持ちでは」が消えて、誰にでも当てはまる説明になっていないか。こうした違いは、文章の流れより一文ずつ見た方が気づきやすくなります。
数字、日付、武器名などは、添削と一緒に変えないように指定します。事実の更新が必要な場合は、文章の添削とは別の作業に分け、根拠を見てから直します。読みやすくなったことと、情報が正しくなったことは別です。
自分の文章を見本にするときは、一部分だけ渡す
「自分らしくして」が伝わりにくい場合は、自分で気に入っている短い段落を見本にします。ただし、見本の内容を新しい記事へ混ぜないように伝えておきます。
【口調の見本】は、私が書いた別の記事の一部分です。 短い文の使い方と、くだけた語尾の参考にしてください。 見本の体験、数字、固有名詞は、添削対象へ追加しないでください。 添削対象の意味を保ち、直す必要のある文だけ修正してください。 【口調の見本】 自分で書いた短い段落 【添削対象】 今日直したい文章
見本は、自分が書いた文章か、使う権利があるものを選びます。他人のブログ全文を持ってきて、同じ書き方に寄せる必要はありません。見本がなくても、「一文は短め」「感想を説明口調にしない」「挨拶はそのまま」といった条件を伝える方法があります。
また、会社の未公開情報や個人情報が入った原文を、そのまま貼り付けないようにします。添削に必要のない名前、連絡先、契約条件などを伏せてから使います。仕事の文章なら、所属先の利用ルールを先に確認してください。
直しすぎた回答は、「自然に」ではなく場所を指定して戻す
修正案が硬くなったときに「もっと自然に」とだけ頼むと、再び全文が変わることがあります。気になった文を指定し、どこまで戻すかを伝えます。
二段落目の「総合的な観点から見直すことが重要です」は使いません。 原文の「まずこころを替えてみます」に戻してください。 ほかの段落は変更しないでください。
説明が増えすぎた場合も同じです。「追加したまとめの段落だけ削除」「見出しは元のまま」「体験談は追加しない」と、一つずつ戻します。記事全体の雰囲気をもう一度説明するより、その回答のどこが違うかを示す方が、採用したい形を伝えやすくなります。
元の文を残す判断は、自分でして大丈夫です。ChatGPTが修正したからといって、その案が必ずよいわけではありません。少し不器用でも、読者に意味が伝わり、自分が普段使う言い方なら残せます。
添削してもらう順番を決める

おすすめは、誤字、読みにくい文、繰り返しの順で別々に見てもらう方法です。一度に全部頼むより、どの変更を採用したかを追いやすくなります。
- 原文を残したまま、誤字脱字の候補を見る。
- 読みにくい文だけ、短く分ける案をもらう。
- 重複が気になる言葉だけ見直す。
- 採用した変更だけを本文へ反映する。
- 原文と見比べ、意味・事実・感想の強さを読む。
最後は声に出して読むか、いつものブログを読むつもりで流してみます。自分が口にしない言葉が続いていないか、感想が急に大げさになっていないか。ここで違和感があれば、部分的に原文へ戻します。
添削の目的は、立派な文章に見せることではなく、書きたかったことを読者へ届けることです。誤字だけ直した文も、長い文を二つにしただけの段落も、それで伝わるなら十分です。
普段の文章が全体に硬くなっている場合は、ChatGPTの文章がAIっぽいと感じたときの直し方をどうぞ。今回の記事は、そこまで大きく書き換えず、原文を残すための添削に絞っています。
繰り返し使うブログの書き方をまとめたい場合は、ChatGPTのプロジェクトでブログを書く方法も参考にしてください。今日の添削範囲は、共通ルールとは別に、その依頼の中で伝えると整理しやすくなります。


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